インディアンLife






このページをブックマークする

インディアン・カジノ

「インディアン・カジノ」というものを知っていますか? 最近では観光地の近くや新しい施設も建設されているところも多く、知っている人も多いかもしれません。最近新しいビジネスの形としても注目されてきているインディアン・カジノは、インディアンの現在の生活を知る上でも欠かせない存在になってきています。インディアンのビジネスとして成功しているといわれる、インディアン・カジノとはいったいどういったものなのでしょうか。

インディアン・カジノとは

インディアン・カジノについて知らない人も、「カジノ」という名前からラスベガスのような所を思い浮かべるのではないでしょうか。でも、インディアンとラスベガスのイメージがつながらない人も多いと思います。

知っている人も多いと思いますが、インディアンは居留地と呼ばれる場所に住んでいる場合と、居留地以外に住んでいる場合があります。この「インディアン・カジノ」は一般的に、居留地に住んでいるインディアンが居留地の中で行う、新しいビジネスといえます。

インディアンの住む居留地自体が法人のような形になってカジノを運営するため、一般的なカジノの許可や権限、税金などの仕組みが違ってきます。そういった点を上手く利用して大きな成功をつかんだといわれる、インディアンによるカジノを「インディアン・カジノ」といいます。通常、お祭りなどに行われるようなビンゴゲームなどが常設されただけの場合にはカジノとはいわず、ビンゴ場としての設備の中にスロットやカードゲームの設備が加わると「カジノ」として扱われます。

ページの上に移動

インディアン・カジノの仕組み

インディアン・カジノと居留地

インディアンの住む居留地の中は、ひとつの国のように存在しています。そのためアメリカ・カナダなど居留地がある国の法律がそのまま適用されない場合や「インディアン法」などの特別な決まりが適応されます。インディアンの居留地は、アメリカやカナダの中心部ではなく人の少ない僻地にあることがほとんどです。

しかし、居留地の近くや居留地の近くを通って行く観光地がある場合、居留地でのビジネスが成功すれば観光客を呼ぶことができます。居留地がある州としては、今までにできたインディアン・カジノが大きな成功を収めているところが多いため、税収を期待してカジノの設立を許可することも多くなっています。また、カジノ施設もミニ・ラスベガスのような豪華なつくりになっているところが多く、リゾートとして観光客が訪れる数も増えてきています。

運営と収益

インディアンはもともと数十人〜数百人の集団を作って生活しています。この集団は「バンド」と呼ばれています。インディアン・カジノはこのバンドが主体となって居留地内でカジノを運営していきます。カジノで得た収益は、居留地に住む同じバンドの中まで分け合うことになり、居留地内のインディアンの重要な現金収入と就職先になります。

多くの場合、居留地の中の住居や教育機関の設立などは、居留地が属する州の援助で行われます。これは、「インディアン法」が適用されているためですが、バンドが法人や自治体としてカジノを運営設立するとなると、インディアン法から外れることになり、今まで州が負担していた居留地内の住宅や学校等の費用は、バンドが負担することになります。

ページの上に移動

インディアン・カジノ賛否両論

インディアンの住む居留地は「バンド」と呼ばれる集団で考えられていて常にバンド内の全員の意見によってすべてが決まります。インディアンの居留地をひとつの観光地として成立させるために、インディアン・カジノは収入源として大変有効な手段であると考える人もいますが、居留地の中の治安やモラルの低下も懸念されることから、反対する人も多いようです。

また、近年インディアンの居留地の近くに残る雄大で美しい自然を求め周辺に別荘地が作られることも増えてきました。インディアンの居留地にインディアン・カジノができた場合近隣に住んでいる人たちや、別荘を購入した人たちからは、居留地内にインディアン・カジノを作ることに反対されることもあり、しばしば問題となっています。しかし、インディアンの居留地があるところは、作物などもあまり取れない土地であることも多く、農作物などによる現金収入を得るのは大変難しいことが多くあります。

インディアン法が適用されている居留地では援助によって成り立っていますが、カジノで収益が出れば援助なしでも問題なくし、カジノを建設した場合、カジノの収益にかかる税金が、居留地が属している州に払われます。たいていの州はこの税金によって財政を潤すことができるのでは…、と考えていますが居留地に住むインディアンは、非課税になっているためインディアン・カジノが成功しても税金を払う必要はないと考える人もいます。こうしたたくさんの人々の思惑や仕組みが、入り混じった中のビジネス成功例として考えられているのが、インディアン・カジノの現状といえます。

ページの上に移動
copyright(c) 2007 インディアンLife All Rights Reserved.