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インディアンの食

インディアンの伝統的な食べ物や、物語に出てくるようなテントなどを知っていますか?じつは、インディアンの生活習慣や風習・文化は部族によっても違っていて、私たちがあまり知らないような食生活や、伝統的な住まいもたくさんあります。それぞれのインディアンの暮らし方や生活習慣には、どんな違いがあるのでしょうか。インディアンが暮らしてきた長い歴史の間に築き上げられた習慣や文化には、大変魅力的なものがたくさんあります。

インディアンの食

私たち日本人は、農耕民族として作物を作って食べることが基本ですが、インディアンの食生活の基本は何でしょうか? インディアンというと、バッファローやトナカイなどといった大型の動物を捕まえて食べているというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

バッファロー

バッファローインディアンにとってバッファローは、ずっと昔から生きていくための大切な糧として扱われてきました。バッファローは草食動物ですが、非常に力が強く狩猟を得意とする部族のインディアンでも簡単に倒せる動物ではありません。

また、一頭のバッファローを捕まえることができれば、食料としても毛皮を使ってテントや衣服、クワなどの刃や様々な生活用品を作ることができます。そのためバッファローはインディアンにとって尊敬に値する相手であり、大切な食料でもありました。

インディアンジュエリーなどの装飾品のモチーフやデザインに使われていることも多くあります。


トナカイ・カリブー・ムースなど

トナカイやヘラジカなどの大型の鹿もインディアンにとって大切な蛋白源でした。トナカイやカリブーを食料として食べることの多いインディアンは、比較的北よりの寒い地域に暮らしている部族です。
なかでも北アメリカの先住民族のインディアンやカナダに住むインディアンは、トナカイの肉を加工して冬に食べるための干し肉を作ったり、トナカイの毛皮を利用して防寒用の服を作ったりしてきました。肉を加工するための道具もトナカイの骨を利用して作られたものを使います。

熊

熊北アメリカ(亜北極圏)に住んでいたインディアンは、厳しい気候の中で生活していたため、食料を求めて移動を繰り返すことが多く、熊狩りも頻繁に行っていました。熊は山や森に住む偉大な生き物として尊敬されていて、熊を捉えた後の頭蓋骨はお守りとして大切に扱われていました。
熊狩りが成功したあとには、熊の頭蓋骨を使って熊の精に自分達に食べ物をくれたことの感謝と、食料が必要だということを伝えるための儀式が行われました。また、熊の毛皮とビーズや組紐で作られた飾りの付いた袋は、大切なものを入れるための袋として使われていました。

魚

川や湖の周辺で暮らしていたインディアンの部族は、鮭やマスなどの魚や木の実・木の根などを主食としていました。魚を主食とする地域に住んでいるインディアンは、畑を作り農作物を育てていることも多く、比較的食料が豊富でした。そのため、バッファローや大型の鹿などを捕まえるための狩りをすることは少なかったようです。

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インディアンの農作物

インディアンはもともと狩猟によってアメリカ大陸に渡ってきたといわれていますし、近年でもバッファローやトナカイなどを食料とすることも多くありました。ですからもともとは、狩猟がさかんな民族であったことは間違いありませんが、近年のインディアンの多くは狩猟で捕まえた動物が食生活の基本になっているわけではありません。
住み着いた地域の自然に合わせる形で食料を調達していたため、住んでいる場所やインディアンの部族によって、魚や木の実などを採取したり、土地を耕してとうもろこしやかぼちゃを育てたりと、食生活も様々です。農作物を育てる部族は大変多く、育て方の技術も大変優れていました。農作物の収穫量が安定していれば、狩猟にも時間をかけても大丈夫ですよね。

トウモロコシ

トウモロコシトウモロコシは森や林に住む部族にとって貴重な食料でした。トウモロコシだけでも、人間が生きていくのに必要なエネルギーの多くを得ることができますし、トウモロコシは栽培するのに手間をかけなくてもそれなりの量を収穫することができます。

そのためトウモロコシの栽培は盛んで栽培されていた品種も10〜20種類以上あったようです。トウモロコシは収穫した後乾燥させてからひいて粉にしたものを焼いたり、水と一緒に炊いたポリッジと呼ばれるおかゆにしたり、糖や蜜などをつけて食べたりしていました。


豆

トウモロコシとともに盛んに栽培されていたのが、豆類の農作物です。豆はたんぱく質源としても大切な食料でしたが、その他にもトウモロコシのでんぷんをエネルギーに帰るためのビタミンも多く含んでいます。また、トウモロコシの茎に鶴を変わらせて栽培することができるので、トウモロコシと同じ畑で一緒に栽培できるということで大変重宝されていました。
乾燥させた豆はそのまま煮たり、ひいて粉状にしてトウモロコシの粉と一緒に練り合わせたりもしました。乾燥させた豆は何年間か貯蔵して使うことができるので、非常食としても役立っていました。

かぼちゃ

かぼちゃカボチャはトウモロコシや豆と共にインディアンの農作物の「三姉妹」と呼ばれていました。トウモロコシの茎を利用して豆を育て、畑の水分と雑草防止にあいているスペースでカボチャを育てていたからです。

カボチャも乾燥させてトウモロコシや豆と一緒に貯蔵したり、スライスしてから天日に干して乾燥野菜にして食べていました。乾燥させたカボチャを編みこんで、まるでパスタのようにしたものもあったようです。


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