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コロンブスとインディアン

卵を立たせた「コロンブス卵」の発想で知られるコロンブスは、アメリカ大陸を発見した冒険家としても有名です。コロンブスが発見したとされる新大陸には先住民族がいました。それは私たちも知っているインディアンたちです。でも、ちょっと不思議だと思いませんか?コロンブスが発見したといわれるアメリカ大陸は、コロンブスの名前ではありませんし、アメリカの先住民族として知られるインディアンはなぜ「アメリカン」ではないのでしょう。

コロンブスとは

航海士クリストファー・コロンブス

コロンブスコロンブスは大航海時代にスペインで生きた、イタリアの冒険家として知られています。1445年ころにイタリアのジェノバで生まれました。当時浸透しつつあった地球球体説を支持していて、西へ進んでいけばインド(アジア)にたどり着くことが出来ると考えました。そこで、自分の説をスペインのイザベラ女王夫妻に話、援助を取り付けて新大陸発見の航海にでます。

コロンブスがその当時考えていた地球は、本当の大きさの半分近くも小さかったため、出向してから陸地が見えるまでにかなりの日数を費やしました。航海日数が増えるに従い船乗りたちの間にも不安が大きくなり、いよいよ引き返さなければならないという時になって発見した陸地が、アメリカ大陸だったのですが、コロンブスはインドもしくはインド周辺のアジアの島であると思ったようです。

コロンブスの卵

アメリカ大陸を発見したコロンブスがスペインに戻ると、コロンブスには新大陸発見の褒賞として新大陸を植民地にするときの総統の地位や発見した金や真珠などすべての財宝の10分の1 が譲り渡されました。こういったコロンブスの成功を快く思わない人たちが、誰でも西へ航海すれば新大陸は見つけられたはずだ、とコロンブスの航海に対して非難し始めました。

そこでコロンブスは卵を差し出し「この卵を立てられる人はいますか?」といいました。多くの人が卵を立てようと挑戦しましたが、立てることは出来ずコロンブスに「おまえはできるのか?」と聞き返したところコロンブスは、卵の底を軽くたたきヒビを入れることで卵を立てて見せました。

誰かがやって見せた後では、誰もが簡単に同じことが出来るということを、卵を使ってやって見せたとするこの話が有名な「コロンブスの卵」です。しかし、この話は実際にコロンブスがやったことではなく、コロンブスの新大陸発見に伴う作り話だという説もあります。

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コロンブスの新大陸での目的

コロンブスの地図
コロンブスが新大陸を目指した理由とはいったいなんだったのでしょうか。コロンブスが新大陸発見の航海に出た本当の理由は定かではありません。しかし、コロンブスが生きていた時代には、ポルトガルがインドへの航路を見つけアジアとの貿易を行い始めたころです。各国の貿易が盛んになると同時に、バイキングと呼ばれる海族も増えていて、ヨーロッパの国々は新しい植民地と新しい航路を求めていました。

また、それまで地球は平たく、海の果てがあると信じられていましたが、このころに地球は丸く同じ方向へ進めば一周して同じところへ戻ってくることが出来るという説が広まり始めていました。 海図を作る仕事に携わっていたコロンブスは、地球が球体であることの証明と新しい航路の発見が出来ることを証明するために、新大陸発見の航海に出たという説もあります。

コロンブスはユダヤ人との混血であったとも言われており、ユダヤ人の新天地を求めて新大陸の発見に挑んだとする説もありますが、本当の目的についてはまだ謎に包まれたままなのです。

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インディアンと呼ばれたわけ

アメリカ大陸にたどり着くことの出来たコロンブスは、航海前に自分がたてた航海計画と仮説に伴い、新大陸をインドであると信じていました。そのため、新大陸でであった先住民族は、インドの先住民族であると思い込み「インドの人」という意味で「インディアン」と呼んだそうです。

その後、この新大陸がインドではないということがわかってからアメリカ大陸を探検した、アメリゴ・ヴェスプッチというイタリアの探検家がコロンブスより先にアメリカ大陸を発見していたと発表しました。そのため、新大陸の名前はインドではなく「アメリゴ」と付けられました。しかし、アメリゴは男性名前であったためアメリゴの女性名前である「アメリカ」と付け直されてヨーロッパ中に広まりました。

アメリカの名前が定着した後で、実はコロンブスの方が新大陸にたどり着くのが早やかったことが証明されましたが、アメリカの名前が定着していたため、アメリカとなりました。現在、日本ではインディアンというとアメリカに大陸の北米に住む先住民族のことを指すことが多いのですが、他の国々では北米だけでなく南米に住む先住民も含めてインディアンと呼びます。

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