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インディアンと呼ばれた先住民族

インディアンという言葉は映画や物語の中でもよく聞く言葉です。実際にインディアンにあったことのある人は少ないかもしれませんが、インディアンについてのイメージは多くの人がアメリカの西部劇などの中に出てくるアメリカの先住民族のことを思い浮かべるのではないでしょうか。たくさんの情報に左右されがちなイメージですが、アメリカ大陸に暮らしてきたインディアンには、どのような人たちがいるのでしょうか。インディアンと呼ばれるまでの先住民族たちの暮らしには、どのような文化があったのか説明していきます。

アメリカ大陸のインディアン

インディアンと呼ぶようになったのは、ヨーロッパから白人がアメリカ大陸に渡ってからのことです。大型動物を追って移動してきた先住民族たちは、何万年も前にアメリカ大陸へ渡ってきて、各地へ広がっていきました。

アメリカに住み始めた先住民族

アメリカ大陸アメリカ大陸に住み始めた初めの時期にいた先住民族を「アナサジ」もしくはアナサジ人と呼ぶ部族や、「ホホカム」もしくは「ホホカム人」と呼ばれる人たちがいます。ナバホ族の言葉で「アナザシ」は「昔の人」という意味を持ち、ピマ族の言葉で「ホホカム」は「急に消えた人」という意味です。その他にもインディアンの先祖ともいえる、モゴヨン人・ミンプレス人と呼ばれるインディアンの祖先とも言える人々がいました。彼らのことを人類学上では「パレオ・インディアン」と呼びます。

この初めのインディアン達は、優れた建築技術と工芸品の加工技術を持っていました。しかし、「ホホカム(急に消えた人)」という名前からもわかるように、彼らの文明は急速に他の部族にとって変わり、消えてしまっています。そのため、その理由や原因には幾つ物謎が残ったままです。しかし、建築技術や工芸品などは現在のインディアンのいくつかの部族に受け継がれています。

アメリカインディアン

アメリカ大陸に暮らすインディアンは、「アメリカ・インディアン」や「ネイティブ・アメリカン」と呼ばれることがあります。この名前からも、インディアンは現在のアメリカ合衆国の先住民族だと思われることも多いようです。しかし、アメリカインディアンと呼ばれる先住民族は、北アメリカ大陸全土で暮らしていた民族のことで現在のカナダに住むインディアンも含まれます。カナダに住む先住民族の一部も「アメリカインディアン」なのですが、現在暮らしている国がカナダであるため「カナダインディアン」と呼ばれることもあります。

しかし、先住民族として「カナダインディアン」という民族は存在しません。これは、カナダ政府とアメリカ合衆国政府のインディアンに対する政策や対応が違っていたため便宜上、「カナダ政府の管轄に住んでいるインディアン」と「アメリカ合衆国に住むインディアン」を分けて考えるときに使われる言葉なのです。現在カナダに住む先住民族には、インディアンの他にイヌイットやメティスと呼ばれる先住民族もいます。こういった先住民族は、時としてインディアンとは分けて考えられることもあります。

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インディアンの文化

コロンブスがアメリカ大陸にたどり着く前まで、インディアン達は独自の文化を何万年も前から発展させてきました。

文化の継承

インディアンの文化には、建築や工芸品の加工技術、言葉や歴史、踊りや音楽、物語など様々な分野がありその多くは口承で伝えられてきました。インディアン達は、その暮らしを周りの自然環境に適応させ、身近にある自然のものを利用する技術にも長けていました。自然を敬い自分達は自然と共にあると考えていたため、医療やクスリに対する知識や技術も優れています。

医療やクスリの知識や技術は、自然から与えられた特別な力であるとモ考えられており、特別自然と調和することのできる人物がシャーマンという医者のような役割を担っていました。ヨーロッパから白人がわたってくるまでのインディアンの文化や様々な技術・知識も口承で伝えられていることが多く、資料として残っているものは少ないようです。

先住民族の言葉

インディアン達の話す言葉は部族によっても異なっています。これは、近い地域に住む部族が、似たような言葉や言語を話すというわけでありません。同じ平原に住む部族でも、言葉のならべ方や単語の意味などがまるで違う部族も多くいます。そのため、違う部族が共通して話すための手段として、手話が使われることが多くありました。手話では、話す言葉とは違った手法が用いられていたため、話す言葉が違っても手話で会話をすることが出来ました。

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